恋愛中毒 vol.1
山本文緒作『恋愛中毒』を読みました。
最近買って読んだわけではなく、今から7年前、僕がまだ高校2年生だった時に近所の近鉄百貨店で買って、読まずにそのままになっていたものを今になってやっと読みました。
タイトルから今の僕が恋愛をしているから読もうと思ったわけではなく、ただ単に読む本がなくなってきたので家にあるまだ読んでいない本をとりあえず適当に読んだだけです。
でも7年の月日を経てやっと読み終え、カバーが古くなった『恋愛中毒』を見て昔を思い出しました。
この本を買ったのは正確には高2の夏です。
その頃僕は同じクラスの女の子に恋をしました。
あらゆる出来事から僕がセクシャルマイノリティだとお思いの方がいらっしゃると思いますが、人間の感情とは非常に繊細で人それぞれ異なるものです。
だから他人が決めるのではなく自分で判断するものだと思っています。
とにかくその時僕はクラスメイトの女の子を好きになったのです。
その女の子と仲の良かった別の女の子にメールで相談し、告白する事に決めました。
告白当日の放課後、学校の裏門で待っていた僕の前に約束通り女の子は現れました。
同じクラスなのに殆んどしゃべった事のないその女の子に僕は『付き合ってほしい』と言いました。
しかし、あっさり振られました。
なぜ振られたのか理由が分からない僕は誰も居ない図書室で放心状態になりました。
帰る気力も失っていました。
やっとの事で家に辿り着いた僕は尚も振られた理由を考え続けました。
そして出た結論は『僕は男としてまだまだ未熟だからだ』というものでした。
今から考えれば馬鹿馬鹿しいように思えますが、その頃の僕は真剣でした。
そして僕は丸坊主にして、山寺で修行をすることに決めたのです。
しかし、寺修行をするのにもお金がかかる事が判明しました。
当時の僕は既に仕事をしていましたが、給料は微々たるものでした。
当然、寺修行にかかる費用は工面できず、あえなく断念。
寺修行という目標さえも失った僕はその子と付き合うためにはどうすればいいのか、毎日考えました。
しかしそんな事を考えている間にとうとう卒業してしまいました。
そして僕の青春時代も終わってしまったのです。
恋愛に奥手で、なかなか行動に移さないフットワークの重さはここから始まりました。
それから僕は謎の大学時代に突入します。
大学の話はまた今度。
とにかく『恋愛中毒』を読んで、淡い高校生活を思い出しました。
長くなったので本の感想もまた後日。
では今日はこの辺で。
